電源操作ツール [システムツール]
前回紹介したプログラム簡易実行機能(ランチャー)には、
全てシャットダウン・ボタン(メニュー)を作成する機能が備わっていましたが、
別にランチャー自体にシャットダウン・ボタンを作成する機能が備わっている必要はないんです。
また、1クリックなどの簡単なアクションでプログラムを実行するランチャーの本分としての機能と
安易に実行されては困るシャットダウン操作との両立に関して、
どうにも納得できなかった
ということを書きたいがために、画像作成に延々と時間を費やしてしまいました。
【電源操作ツール】
ツール経由で機能する、途中キャンセル可・待ち時間指定のショートカット作成ツール
『 電源操作ソフト WtPower 』
シャットダウン,再起動,ログオフ,休止状態,スタンバイ(スリープ) といった
一般的なもの(?)以外にも、
モニタ電源オフ(省電力モード),画面ロック,モニタ電源オフ&画面ロック といった操作を
0~3600秒(任意設定)後に実行させることが可能ショートカットを
デスクトップやクイック起動バー(スタートボタンの横)に作成できます。
* もちろん、そのまま実行することも可能ですよ~~~。
しかも、待ち時間中に表示されるダイアログ(ウィンドウ)で、
[即実行]や[中止]を選択することができます。
( 製作者 : WtSeries - 電源操作ソフト WtPower )
ショートカット管理ツール(プログラムランチャー) [デスクトップ関連ツール]
デスクトップ & 作業効率向上 つながりということで、
今回はプログラム簡易実行機能(ランチャー)というものを扱います。
仮想デスクトップ作成ツール(画面拡大型)の記事で扱った時は
頻繁に使うプログラムが多い人向けのショートカット集という認識で、
特に興味のないジャンルでしたが、
マウスジェスチャー(画面端に触れたり、円を描いたり…)などで起動できるランチャーは、
スタートメニュー → すべてのプログラム と選択するよりも確実に効率アップできるはずです。
ということで、
アイコンをならべるパレット(ボタン)型と階層(ツリー)表示が可能なメニュー型の
ショートカット管理ツール(プログラムランチャー)中心に調査中です。
【ショートカット管理ツール(ランチャー)】
ランチャーウィンドウの起動方法が多彩な、複数表示対応のメニュー型ランチャー
『 Orchis[オーキス] 』
マイドキュメントやコントロールパネルといった既存のフォルダ(位置)や
実行プログラムそのものをドロップして登録するツールで、
設定画面などで使われる表現が初心者には難解かもしれませんが、
1つのツールで複数のランチャー(ウィンドウ)を作成でき、
マウスカーソルを左上隅に触れさせた時と右上隅に触れさせた時で(各種登録)
別の内容を表示するといった使い方が可能なので、使い勝手は良いはずです。
< ショートカット(プログラム)の登録方法 >
① 左上(タイトルバーの前)にあるボタン / 右クリックメニュー → 常に表示
② メニュー用のスペースにショートカット(プログラム)をドロップ * 同時登録可
特定のジャンル(ブラウザ・ミュージックプレイヤーとか)で分類したい場合には、
右クリックからサブメニューを挿入してからファイルドロップを行って下さい。
また、“シャットダウン”や“レジストリエディタ”などの特殊な項目を追加する場合は、
タイトルバーの右クリックメニューより[特殊項目の追加]を選択して下さい。
→ メニュー用のスペースにドロップして使う各種項目が表示されます。
ちなみに、2つめ以降のランチャーは、
タイトルバーの右クリックメニュー → ランチャーの作成/破棄 → 新規登録
から作成できます。
実際には存在しないフォルダ(サブメニュー)を含む任意のプログラム集を作成する場合はランチャ、
実際に存在しているフォルダからの階層(ツリー)表示を行う場合はファイラを選択して、
ウィンドウ名(ランチャ/ファイラ名)を入力した後、
一番下にある「表示方法の割り当てを行う」にチェックを入れて、作成ボタンを押して下さい。
→ 続けて、表示方法の登録を行います。(マウスボタン・画面端・ホットキーなど)
( 公式サイト : 小物創作所 - Orchisの紹介@創作所 / Orchisダウンロード@創作所 )
表示形式(パレット型/メニュー型?)を選択できる、使い勝手のよいタブ形式のランチャー
『 CLaunch[クランチ] 』
ビジュアル面にも優れたタブ形式のランチャーで、
クリック方法やホイール,画面端やマウスジェスチャー(円を描く)に登録して
好きなページ(タブ)から表示させることができるので、使い勝手は申し分ありません
・・・が、せっかく対応している表示切り替え機能が活かしきれていないのが残念でなりません。
というのは、
ごみ箱のようにドラッグしたファイルをドロップして使うのに最適なパレット型と
必要なフォルダを開くのに最適なメニュー型の両方の表示方法が選択できるものの
初期表示ページ(タブ)と合わせて登録することはできず、
切り替えて使うと配列が変わるので収まりが悪いということで、
片方しか使わなそう・・・と感じてしまったからなんです。
まぁ、どっちを選択しても ファイルドロップ & 階層(ツリー) はできるんですけどね。
ちなみに、ページ名やウィンドウサイズ(ボタン数),アイコン配置は簡単に変更でき、
ボタンやタブのサイズはオプション画面にあるデザインの項目で、表示形式ごとに設定できます。
もちろん、プログラムやフォルダの登録は基本的にドラッグ&ドロップだけですよ~~~。
< ショートカット(プログラム)の登録方法 >
① ウィンドウロックで固定(右クリックメニュー/左上のボタン)
② 空のボタンスペースにショートカット(プログラム)をドラッグ&ドロップ * 同時登録可
* “コントロール パネル”や“シャットダウン”などの特殊なモノを登録する場合には、
登録したいスペースで 右クリック → ボタン登録 を選択し、
登録画面で[特殊フォルダ]や[特殊アイテム]を選択して、項目を切り替えて下さい。
( 公式サイト : ぴょんきちのページ - CLaunchダウンロード )
好みのスキン(見た目)を選べる、インストール不要のページ共通ボタン付きパレット型ランチャー
『 nrLaunch 』
ページ(タブ?)を追加して使うタイプのパレット型ランチャーで、
スキンを適応することで大きく見た目を変更できます。
< スキンの適応 >
① 好みのスキンを探して、圧縮ファイル(.zip)をダウンロードしたら
② 解凍せずにそのまま“skins”フォルダに入れ、
③ 右クリックメニューにあるスキンの変更を選択
* ボタン数やボタンサイズは、
スキンに関係なく 右クリック → ボタンの設定 より変更可能です。
ショートカット(プログラム)の登録は、
① ウィンドウをクリップで固定して(右クリックメニュー/ボタン)、
② 空のボタンスペースにドロップ(同時登録可)するだけですが、
“ごみ箱”や“シャットダウン”などの特殊なモノは、
登録したいスペースで 右クリック → ボタンを追加 を選択し、
追加画面で[ボタンの種類]にある項目の中から選択して下さい。
* このツールには、ページ切り替えの影響を受けるスペース(ページボタン)と
ページ切り替えに左右されない共通設置スペース(ボタンバー)というものもがありますが、
ボタンバーに設置したアイコンは必ず左詰めになります。 ← 並べ替え可・空きスペース不可
なお、登録後のアイコンをドラッグ&ドロップで移動させることはできません。
(注) このツールにおける“ごみ箱”は、
・ シングルクリック → ごみ箱を空にする
・ 右クリックメニュー → リンク先(ツールと同じフォルダ)を開く になります。
そのため、頻繁に“ごみ箱”からファイルを取り出す方には使いづらいかもしれません。
初期表示ページ(タブ?)を設定できないことなどから、
登録したいショートカット数(頻繁に使用するプログラム数)が多い人にはお勧めできませんが、
( ページの追加は、ボタンの右クリックメニュー ← ページ名 変更可 )
画面端やマウスジェスチャー(円を描く)でのウィンドウ表示が可能で
ファイルドロップはもちろんフォルダの階層(ツリー)表示にも対応しています。
( 公式サイト : Noraneco's Software Factory (- nrLaunch -) ← 閉鎖中 )
( ツール&スキン配布先 : Plainz Style. - nrLaunch Skin )
デジタル時計オブジェクト上アイコン / 左クリックメニュー 事前登録型の多機能ランチャー
『 Clock Launcher 』
右クリックメニュー → 環境設定 で設定画面を表示し、
ランチャの項目を編集する必要がありますが、
* オブジェクトにショートカット(プログラム)をドロップして
表示されるメニューでアイテム選択を選んでも登録できますが、
まとめてドラック&ドロップしても1ツールしか登録できません。
「ボタン配置する」にチェックを入れて
オブジェクト上(デジタル時計の右)にアイコンも設置すれば、
ファイルドロップにも対応できます。 ← アイコンのみは不可
階層(ツリー)表示にしたいフォルダは、
「このフォルダを開く」を「サブメニューに展開する」に変更して下さい。
ちなみに、ごみ箱は階層表示できません。
< ランチャの設定画面で出来ること >
・ ドラック&ドロップでまとめて登録
・ フォルダ(グループ)によるプログラムのグループ分け
・ おまけボタンから“Windowsの終了メニュー”などの設置や
“区切り(横線)”,“折り返し(縦線:多段表示)”でのレイアウト
ちゃんと編集できれば………それなりに使えます。 ← 編集が面倒
多機能ランチャーと書きましたが、
デジタル時計表示の他,
オブジェクトにフォルダをドロップすることでファイル圧縮 ( LHA, ZIP ),
圧縮ファイル ( LHA, ZIP, CAB, RAR, TAR, ARJ, GCA ) をドロップすること解凍ができ、
* 圧縮するにはそれぞれ DLL ( UNLHA32.DLL / ZIP32J.DLL ) が必要?
デスクトップに貼り付けて使う付箋メモや
ちょっとしたメモの書き込みが可能なカレンダーの設置,
メモリクリーナーやメールチェッカー,
メディアプレイヤーとしての利用などができます。 ← 同梱テキスト(ReadMe.txt)参照
・ 動画ファイル ( avi, wmv, mpg, mp4 )
・ 音楽ファイル ( wav, wma, mp3, mp4, ogg, aac, ac3, ape, mid, mpc, m4a )
・ プレイリスト ( m3u )
* 特殊な(?)タグが書き込まれたファイルは再生不可
スキン(見た目)の変更や、
画面端,マウスジェスチャー(くるくる/しぐざぐ)に
ランチャメニュー内の指定グループ(各1グループ)などを割り当てることも可能です。
* 管理人のパソコンでは、円を描く動作の認識が劣悪。
( 公式サイト : miki's Home Page - Clock Launcher )
ウィンドウ・タブ化ツール [デスクトップ関連ツール]
今回は、前回に引き続きといっていいのか分かりませんが、
前回紹介したツール(ウィンドウのサムネイル(縮小画像)化 → 元に戻す)とは異なり、
作業効率の向上も期待できる別バージョンの仮想デスクトップ代替ツール(?)を紹介します。
仮想デスクトップと同じく目的のウィンドウを1アクション(画面移動?)で表示しつつ、
デスクトップ数(範囲?)を変えずにタスクバーに表示されるウィンドウ数を減らすその方法とは、
“複数のウィンドウを1つにまとめて(重ねて?)表示する”= “タブを付ける”です。
Internet Explorer 7 などのインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)に使われている機能ですから、
この機能に馴染めないという人は少ないはず。
複数のウィンドウをまとめて移動可能にするという意味では、
“マグネットウィンドウ(MagnetWindow)”に通じる部分もあるかも?
【ウィンドウ・タブ化ツール】
大抵のウィンドウ(プログラム)をタブ化し、マウスアクションのみで結合・分離を可能にするツール
『 WindowTabs 』
〔 シェアウェア : 1ライセンス購入費19ドル / アップグレード提供期間1年 〕
* 機能制限付き試用版 ・・・ 1ウィンドウに設置できるタブの数が3つに制限されます。(無期限)
試用版としての制限はあるものの直感的に分かりやすく、
タブ設置に必要なスペースで最小限であるということでお勧めですが、日本語化できません。
ですが、タスクトレイに設置されるアイコンの右クリックメニューにある Settings から
カスタマイズする必要性を感じないため、英語であることを意識せずに済むはずです。
必要となる内容は画像内に書き込んでおきましたが、
アニメーションのくせに文字数が多くなってしまったのでココにも書き込んでおきましょう。
Filterring : タブ化するアプリケーションの選別
全て有効 / 一部有効 / 一部無効 ( デフォルト:全て有効 )
* 選別する場合は、実行ファイル名(.exe)のみを1行1ツールで入力 (例)explorer.exe
Shortcuts : 同一ウィンドウのタブを切り替えるホットキーを変更
1つの文字 か Ctrlキー,Altキー,Shiftキー との組み合わせ
* デフォルトの場合 [ 前のタブ: Alt + 左 / 次のタブ: Alt + 右 ]
Advanced : 高度な設定
・ 同じプロセス(アプリケーション)のウィンドウは自動的にグループ化
* 試用版では、4つ目を開くと新しいウィンドウが作成されます。
・ 最前面にないウィンドウと最大化したウィンドウのタブは自動的に隠す
・ タブ化したウィンドウはタスクバーに表示しない ← 同一ウィンドウはタスクバーでは1つ
USBドライブなどで持ち運ぶのに便利なポータブル・バージョン(インストール不要版)もありますが、
Microsoft .NET Framework 2.0 以上が必要とのことなので魅力半減(?)と思い、
管理人のパソコン(Windows Vista)にインストールしていた
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 を削除して試してしてみましたが
・・・・・・あれっ???
ボータブル版・インストール版ともに問題なく動作してしまいました。
( 公式サイト : WindowTabs - Trial Version )
( Microsoft .NET - Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 ) Windows Vista/7 不要?
( ツール紹介サイト : パソナテック(PASONA TECH) - WindowTabs )
ちなみに、エクスプローラにタブを追加するだけなら
「HandyTab」,「TabExplorer」といったフリーソフトもありますが、
管理人のパソコン(Windows Vista)にインストールできず、
エクスプローラと Internet Explorer(非表示可) にツールバーを追加する「QTTabBar」や、
ツールを外枠としてタブ機能や画面レイアウト(上下もしくは左右に2分割)が可能な
アプリケーションにも使える「すごい たぶちさん」(Windows Vista ではグラフィックに難あり)は、
設置スペースの広さと使い勝手が管理人の好みではなかったので紹介しません。
ウィンドウ・サムネイル(縮小画像)化ツール [デスクトップ関連ツール]
合計4回も書いてしまった仮想デスクトップの記事ですが、
最小化(タスクバーに格納) → 元のサイズに戻す が、
仮想画面切り替え(移動) というまったく別の使い方に変わるわけですから、
馴染み難いと感じる人がいて当然だと思います。
そこで今回は、
タスクバー上で同系統のウィンドウが重なって表示されるのが嫌という方で
仮想デスクトップには馴染めなかった人向けの、
縮小化(サムネイル(縮小画像)化してデスクトップに設置) → 元のサイズに戻す
という操作を可能にするツールを紹介します。
デスクトップを広くする仮想デスクトップとは逆にウィンドウを小さく見せるツールということは、
仮想ウィンドウツールとなるのでしょうか? ・・・・・・記事タイトルに困りました。
【ウィンドウ・サムネイル(縮小画像)化ツール】
最小化したウィンドウをサムネイル(縮小画像)化してデスクトップに格納させるツール
『 miniMIZE 』
先に断っておきますが、このツールは全てのウィンドウに作用するわけではありません。
(ちなみに、Internet Explorer は無効でしたが Firefox だと有効でした。)
また、デスクトップをスッキリさせたまま使える仮想デスクトップと異なり、
数が増えるほどデスクトップがゴチャゴチャしていきます。
ですが、直感的に使い易く、前回紹介した「Shock 4Way 3D」のような
画面数の少ない仮想デスクトップ管理ツールと併用することも可能でした。
( 公式サイト : Aquaria.za.net - miniMIZE (Google - 翻訳) - Downloads )
( 日本語化パッチ : X-WORKS.org - miniMIZE 1.0.37 日本語化パッチ )
(駄文) 大抵のDVD再生機器でも再生できるフォトスライド・ビデオCDというものを、
再配布が許可された音楽と画像が揃ったら、
サンプル(仮想ディスク)付きの記事を書く予定でしたが、
ソフトの配布が終わっていたみたいですね。 コメント付かなくて助かりました。
写真切り替え効果なし・使用写真&スライドショー起動ツール内蔵可・
複数のBGM選択可・早送り不可・曲の変わり目への頭出し可・メニュー画面可で、
規格外(SVCD)ではないはずだが人物表情まで確認できるような画質の
特殊な?ビデオCD(VCD)が作成できる試用期限付きの体験版でしたが・・・・・・。
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