仮想ディスク&仮想ドライブ作成ツール - TrueCrypt [システムツール]
前回紹介した自動再生(オートラン)を試すためのツールとして、
ディスクのように使えるファイル(仮想ディスク)を作成するためのツールと
それを読み込むためのドライブ(仮想ドライブ)を作成するためのツールを紹介しておこうと思いますが、
急ぎで必要とされる方もいるかもしれない(?)ということで、
今回は両方とも可能なツールを紹介しておきます。
【仮想ディスク(?) & 仮想ドライブ(?)作成ツール】
書き込み可能な独自の仮想ディスク(?)を作成し、新たなドライブとして扱えるようにするツール
『 TrueCrypt 』
仮想ディスクを作っているというよりも、
セキュリティ付きの領域(TrueCryptボリューム)を確保しているという感じのツールです。
拡張子も偽装方法の1つといった感じで、一応専用の拡張子(.tc)があるようですが、
それ自体に意味があるようには思えません。
このツールで作成したファイルは、
・ TrueCrypt標準ボリューム : パスワードAで開く空き領域
・ TrueCrypt隠しボリューム : パスワードBで開く空き領域
が合わさったファイルであり、
その領域を仮のドライブとして登録して使うことができるツールのように感じました。
というのも、書き込み可能な仮想ディスクに対する違和感と
中身(仮想ディスク)の有無に関係なく常時表示されるような、
様々なファイル形式の仮想ディスクを読み取るための仮想ドライブが作成されないことが原因なわけですが、
実際のところ、
専用の仮想ディスクとディスクを入れるまで表示されることのない仮想ドライブということで問題ありません。
パスワードを入れる必要があるわけdですから、同然その仮想ディスクの中身は暗号化されています。
この暗号化の処理があるがゆえに、
仮想ディスク(TrueCryptボリューム)を作るまでの作業が初心者には大変かもしれませんが・・・。
まぁ、よく分からないであろう設定は、変更せずに「次へ」を選択しても問題ないため、
実際には、
① ファイルを作成する場所の選択して、
② それに割り当てる容量を指定し、
③ ファイルを開くためのパスワードを入力して
④ 最終的に「フォーマット」を選択するだけなのですが・・・。
* 隠しボリュームを作る場合は ②~④ の作業を2回繰り返すことになります。
ちなみに、作成した仮想ディスク(TrueCryptボリューム)を使う場合には、
① ツールを起動して、
② 作成したファイルをドラッグ&ドロップして、ファイルのある場所を記憶(入力)されたら
③ 適当なドライブを選択して「マウント(仮想ドライブに仮想ディスクを挿入する)」を選択する
といった感じになります。(まぁ、コレが一番楽なやり方でしょう。)
パスワードを入力すれば、それに対応した方の領域を持つ仮想ドライブが表示されるというわけです。
ツール画面(③で選択したドライブの行)をダブルクリックしてドライブを開きましょう。
この“TrueCryptボリューム”と呼ばれるファイルが Windows, Mac OS X, Linux といった
異なるOS間のデータのやり取りに使えるというのはありがたい話です。
* それぞれのパソコンに対応した“TrueCrypt”を介して読み書きが可能となります。
同じOSのパソコン(Windows 同士とか)で使うのであれば、
メニューバーから“ ツール → トラベラーズディスクのセットアップ ”と選択して、
USBメモリなどに仮想ディスクを挿入(マウント)するのに必要な最低限の機能をコピーしておき、
持ち運ぶこともできます。
( 公式サイト : TrueCrypt - ツールダウンロード ・ 言語パック ダウンロード )
( ツール紹介 : Wikipedia / FreeSoftNavi - ダウンロード&インストール方法・使い方 )
紹介する順番としては逆になる気がするので、
この記事に付け加えるか・新しい記事にするかは未定ですが、
次は仮想ディスクらしい(?)仮想ディスク作成ツールと
仮想ドライブらしい(?)仮想ドライブをまとめたいと思っています。
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